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アッパーマス層の年代別割合は?30代独身で達成の僕が生活ぶりも解説

「一生お金に困らず暮らしたい」という思いはほとんどの方がお持ちのことと思います。例にもれず、僕自身もその一人です。むしろ、お金持ちになりたいとさえ考えています。(普通のサラリーマンが何を言ってんだと言う感じですが。。。筆者のスペックは下に載せておきます)

筆者スペック

・30代前半(むしろなりたてホヤホヤ)

・独身

・一部上場企業勤務

・海外駐在中

突然ですが僕は2021年、30代前半でアッパーマス層になりました。この記事では、普通のサラリーマンがどのようにしてアッパーマス層にたどり着いたのかを振り返ってみたいと思います。

筆者
2022年10月追記:総資産3600万円に到達しました!そのコツは以下の記事で詳しく解説していますので興味ある方はぜひ!

アッパーマス層とはなにか?

そもそもアッパーマス層とは何でしょうか?野村総研(NRI)によれば、その定義は上のようになっています。

この定義で言えばアッパーマス層は世帯の純金融資産保有額が3000万円以上5000万円未満の世帯となります。

各層について

マス層(3000万円未満):日本の世帯のうち78%はマス層に分類されます。いわゆる普通の世帯です。

アッパーマス層(3000万〜5000万円未満)13%がこのアッパーマス層に分類されます。クラスに3〜4人いる、といった感覚でしょうか。そこまで珍しくもない感じです。

準富裕層(5000万〜1億円未満):6.3%が準富裕層に属します。ここまで来ると今流行のFIREも視野に入ってくるレベルではないでしょうか。年齢や家、車などの購入状況次第でもありますが、いわゆるエリートサラリーマンレベルの年収が必要になってくるでしょう。

富裕層(1億〜5億円未満)2.3%です。1億〜5億と、金額で言えばかなり幅広い分類ですが、全世帯中でいえばほんの一握りしかいません。同級生に1〜2人いるレベルですので…意外と多いのか…?

超富裕層(5億円以上)0.2%です。雲の上の存在ですね。「生涯年収ランキング」上位の三菱商事や伊藤忠の生涯年収が約6億ですから、かなり難しいことがわかりますね。通常の企業の役員や社長レベルの年収が必要です。

注意点

この分類を参考にする際に注意するべき点が2つほどあります。

・世帯の資産であること

・純金融資産であること

1つ目として、世帯の資産を分類したデータであること。つまり、シングルインカムよりダブルインカム体制が有利と言うことになります。

2つ目として、純金融資産のみを対象としたデータであること。つまり家や土地、車などの価値は含まれないという点です。ローンがある場合は、計算上その分純金融資産から差し引かれますのでご注意を。

30代のアッパーマス層の割合

では次に、アッパーマス層に30代はどれだけ存在しているのか調査してみましょう。(データは金融広報中央委員会のものをお借りしています。)

こちらは令和3年、30代世帯の金融資産保有額です。30代に限って言えばアッパーマス層は3.6%しかいません。かなり少ないと言えそうですね。

筆者
確かに、同世代サラリーマンの友人たちにそれとなく聞いてみると既婚者で1000万程度、独身者で500万円前後のようです。極稀に独身者かつ節約家だと1000万円くらい貯めている人もいました。

40代のアッパーマス層の割合

つづいては、40代世帯のアッパーマス層の割合を調査してみましょう。5.8%と30代と比較して増えていますね。40代といえば会社勤めであれば

課長クラスに昇格しているでしょうから、この結果も頷けます。

筆者
「100万円以下」と回答した世帯数も大きく減少しており、全体的に資産が増加していることがわかります。

50代のアッパーマス層の割合

最後に50代世帯のアッパーマス層の割合を調査してみましょう。7.1%と微増というところでしょうか。会社で言えば部長クラスの世代なのでインカムゲインも多いと思われます。さらに住宅ローン完済、子供が親元を離れたりと金融資産としては増えやすい世代であるといえますね。

筆者
非保有と答えた方の割合が全世代通してほぼ変わらないのが興味深いですね…みなさん全財産を投資やローンに回しておられるんでしょうか?

普通のサラリーマンが30歳でアッパーマス層に到達した話

さて、ここからは僕個人の話になりますが2021年、ついにアッパーマス層に突入しました。

そこまでガチで頑張って資産形成してきたわけではありませんが、いくつか意識してきたことがありますのでご紹介したいと思います。

まずは現状分析からです。

資産内訳

・現金1000万円

・株式2000万円

こうやって書いてみると超スッキリ分かれていますね笑

現金は日本口座と米国口座に分けて入ってます。現在は米国に住んでいるので、給料は米国口座に多めに振っています。生活費もここから出すので。

株式も同様です。どちらかといえば日本株のほうが多いですかね。

筆者
こうしてみるとキャッシュ比率が非常に高くなってますね…殆どが日本口座の中なので運用不可。もったいない…(駐在員の宿命)

ちなみに金融広報中央委員会のデータでは30代の資産額に対する投資の占める割合は30%程度らしいです。僕の場合は67%ですから平均の2倍以上の割合で投資してますね笑

筆者
僕は割とリスク選好型なので…市場が荒れててもイケると思えばガンガン投資しちゃうほうです。それで失敗もしてきましたが…

資産額の推移

大学生の頃からの資産額をグラフにしてみました。大学生の頃のプラス分はバイトを頑張ったわけではなく、奨学金です。こうしてみてみると株を始めたタイミングと駐在に来たタイミングで資産増加が加速してますね。

最近は年間で600〜1000万円ペースで資産が増加してます。

最近の資産増加分内訳

給料:+600万円

株式利益:+数百万円(年による)

内訳はこんな感じです。

普通に生活していても年間600万円も貯金できるのは大きいですね。国内勤務の頃は良くても年間300万円ほどしか貯金できてませんでしたので、、、単純計算で2倍貯金できてますね。

もう一つは株式市場に投入できる金額が大きくなってきたこと。年間10%ほどのプラスを出しているので、元手が大きくなるほどリターンも大きくなります。

30代独身アッパーマス層の暮らし

「30代×独身×アッパーマス層」割とマイナーな条件が揃っていると思います笑 需要があるかどうかはわかりませんが、僕個人の生活ぶりを簡単にご紹介しますね。(筆者のスペックに関してもう一度載せておきます)

筆者スペック

・30代前半(むしろなりたてホヤホヤ)

・独身

・一部上場企業勤務

・海外駐在中

月の生活費

月の生活費は10〜13万円程度です(後ほど詳しく解説します)。アメリカに住んでいるので、食費にかかるお金が大きいですかね。基本的には無駄遣いしないように心がけています。固定費(不可避出費)が増えると好きなタイミングでお金を使えなくなってしまいますから。

衣服にかけるお金

僕は正直「特別オシャレでも特別ダサくもない」ごく普通のファッションをしてると思います。アッパーマス層達成したからと言ってブランド物をたくさん身につけているわけではありません。(ブランド物といえば財布やアクセサリー何点かは持ってます)

年間出費で言えば10万円〜20万円くらいでしょうか(下着等消耗品含む)。毎月1万円程度のイメージですね。

旅行にかけるお金

年に数回旅行に行くときの出費は国内旅行で10万円、海外旅行で20〜30万円程度だと思います。特に一般家庭より多くのお金を使っているかと言われればそうでもないと思います。

僕は旅行が好きで、学生の頃から日本各地だけでなく世界各国回ってきました。数年前学生だった頃と比較すると、ホテルやアクティビティや食事にかけるお金は底上げされました。学生の頃はボロいモーテルで十分でしたから笑

その他出費

ガジェットにかけるお金は一般より多いかもしれません。スマホやタブレット、パソコンは割と最新のものを追っかけているのでそれなりの出費があります笑

30代がアッパーマス層になるまでに心がけてきたこと

基本方針として、出費を絞ること&収入を上げること、同時に頑張ることを意識してきました。それぞれについて解説します。

出費を減らす

・固定費を極力下げる

・衝動買いかどうか冷静に考える

・生活水準を変えない

固定費を下げる

当たり前!と思いつつなかなかできないことです。なぜなら、固定費見直しは時間がかかるしインパクトが少ないから…実際はそんな事はありません。簡単に見直せるし、インパクトも年間で考えると少なくないです。

以下は昨年、僕が固定費を見直した際に作った表です。

固定費の見直し前後

光熱費:3万円→2万円

・携帯代:1.5万円→5千円

・保険:5千円→0円

・サブスク類:7千円→2千円

月3万円の見直し効果がありました。コレを年間にすると36万円になりますから割と大きいですよね。

衝動買いかどうか冷静に考える

あ、コレほしい!と思ってもすぐには買いません。じっくりと1週間ほど悩んでから買うか買わないか決めます。1週間あれば本当に欲しい物なのかどうか見極めることができるのでオススメですよ!

ちなみに、大抵の物欲は1週間後にはおさまります。笑

生活水準を変えない

これには割とこだわってるかもしれないです。資産額1000万円のときも、2000万円のときも、3000万円に到達した昨年も、全くと言っていいほど生活水準は変えてません。

一度上げると下げられないのが生活水準と血圧って言いますからね…言うかな?笑

ちなみに基本は以下の感じで生活してます。

現在の生活費内訳

・家賃:1万円

・食費:6.5万円

・光熱費:1万円

・通信費:0.5万円

・ガソリン代:0.5万円

・交際費:3万円

・雑費:0.5万円

合計:13万円ほど

13万円×12ヶ月=156万円です。ここに旅行やスマホ、パソコンなどのスポットの高額買い物が乗っかるので、それを合わせると合計200万円強といったところでしょうか。

筆者
アメリカなので家賃は30万円くらいしてますが、ほぼ会社負担なのでタダ同然ですね…

次は収入を増やす方です。

収入を増やす

・仕事をそこそこ頑張る

・積極的に投資する

・副業でも稼ぐ

仕事をそこそこ頑張る

そこそこですよ!頑張りすぎては心の余裕を失うのでダメです笑

僕の場合はこんな感じで頑張ってました。

仕事をそこそこ頑張る

大きな仕事が回ってくる

大きな仕事をそこそこ頑張る

上司から良い評価をもらえる

海外駐在の座をゲット

ガッツリ儲ける

単純すぎですがこんな感じです。僕の場合も、海外駐在に来てから資産額がグンと増えましたし、駐在の座を勝ち取るのがその後いかに大きな影響を与えるかは一目瞭然です。

筆者
もちろん海外駐在は一つの手段でしかありません。他にも社内評価を上げる、転職する、など様々な方法があります。ただ一つ言えるのは、漫然と働くよりは目標を持って日々努力すべし、ということでしょうか。

積極的に投資する

毎月の積立でもいいですし、ボーナスで一気に突っ込むのでもいいですし。

僕の中の金言は「Cash is Trash(現金はゴミ)」です。ウォール街の著名な投資家が言ってた気がします…忘

とにかく、稼いだお金は口座に眠らせておくだけではもったいないので積極的に投資していきましょう!ということです。

副業でも稼ぐ

副業の効果、意外と大きいです。僕は平日の夜や休日を利用していくつか副業をしてますが、多い月では数十万円の収入が入ってきます。

あるのと無いのでは大違いですし、化ければこちらを本業に…なんて話でFIREできるかもしれませんよ!

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次なる目標:アッパーマスから準富裕層へ

次の目標はもちろん「準富裕層」です。正直、アッパーマス層はあまり意識していなかったので通過点に過ぎません。

具体的な目標としては

2022年:4000万円

2023年:5000万円(準富裕層ボーダーライン)

毎年安定して1000万円増やせているわけではないので割とチャレンジングな目標ですが、頑張ればいける気がします。

他にも色々書いてますのでぜひ読んでってください!!

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