仕事/副業

サラリーマンの生涯年収【様々な条件で比較】

悩む人
「サラリーマンとして一生勤めたらどれくらいの給料になるの?学歴や職種別に知りたい!」

こんな疑問にお答えします!

 

サラリーマンとして勤めているあなた。

これから企業に入り、社員として働こうとしているあなた。

 

自分がサラリーマンとして生涯勤めた場合、どれくらいのお金がもらえるか知っていますか?

 

多くの人は年収に目が行きがちです。

生涯年収を知ることで、家や車などへの出費がどれだけのものかを知ることができます。

 

当然ですが、生涯年収は年収と比較して格差が大きくなります。

生涯を通して一つの会社に務めるのか、はたまた転職や独立をしてお金を稼いだほうが良いのか。

そんな目安にもなります。

 

そこで今回は、サラリーマンの生涯年収を条件別にまとめてみました。

 

以下のように進めていきます。

目次

  • サラリーマンの生涯年収【学歴別】

  • サラリーマンの生涯年収【大学別ランキング】

  • サラリーマンの生涯年収【企業規模別】

  • サラリーマンの生涯年収【上場企業ランキング】

計算の前提条件は以下のように設定しました。

前提条件

正社員
60歳まで勤務
退職金は含まない

 

 

3分ほどで読み終わりますので、最後までお付き合いください。

 

 

サラリーマンの生涯年収【学歴別】

まずは学歴別に生涯年収を見ていきます。

結論:男女ともにお金を稼ぎたい人は大学進学すべき

大学卒が圧倒的に強いですね。日本はいまだ学歴社会が健在です。

 

 

 

勤続年数の前提条件として以下を用いました。

勤続年数の前提条件

中学卒:44年(16歳〜60歳)
高校卒:41年(19歳〜60歳)
高専・短大卒:39年(21歳〜60歳)
大学・大学院卒:37年(23歳〜60歳)

 

ユースフル労働統計 2017 労働統計加工指標集より抜粋

学歴別生涯年収【男性】

中学卒:1億9400万円
高校卒:2億700万円
高専・短大卒:2億1450万円
大学・大学院卒:2億7000万円

最終学歴が上がるにつれて生涯年収も上昇しています。

それも、大学卒になると顕著に伸びます。

 

また、中学卒と大学卒を比較すると金額で7600万円の差になります。

割と豪華な家が一見建ちますね。

 

生涯年収だけだと数字が大きくてイメージがつきにくいですよね笑

なので、生涯年収を勤続年数で割って毎年の生涯平均年収を算出してみましょう。

学歴別平均年収【男性】

中学卒:440万円
高校卒:659万円
高専・短大卒:550万円
大学・大学院卒:730万円

こうしてみると大きな差に感じますね。

 

次に女性の生涯年収を見ていきましょう。

 

学歴別生涯年収【女性】

中学卒:1億3750万円
高校卒:1億4640万円
高専・短大卒:1億7530万円
大学・大学院卒:2億1670万円

女性も、最終学歴が上がるにつれて生涯年収も上昇しています。

 

中学卒と大学卒を比較すると金額で7920万円の差になります。

金額の差にすると男性よりも大きいですね。

そういった意味では女性の方が学歴による差が出やすいと言えます。

 

では生涯年収を勤続年数で割って毎年の生涯平均年収を算出してみましょう。

 

学歴別平均年収【女性】

中学卒:312万円
高校卒:357万円
高専・短大卒:449万円
大学・大学院卒:585万円

中学卒と大学卒を比較すると金額で273万円の差になります。

ほぼ2倍くらいの差は結構大きいですね。

 

 

サラリーマンの生涯年収【大学別ランキング】

大学卒の給料が高いのは分かった。じゃあどこの大学が一番いいの?

そんな疑問にお答えするため、卒業大学別生涯平均年収について調査しました。

 

卒業大学別生涯平均年収

1位 東京大学:4億6126万円
2位 慶應義塾大学:4億3983万円
3位 京都大学:4億2548万円
4位 中央大学:3億9368万円
5位 早稲田大学:3億8785万円
6位 一橋大学:3億8640万円
7位 上智大学:3億8626万円
8位 同志社大学:3億8590万円
9位 青山学院大学:3億8578万円
10位 法政大学:3億8103万円

「東大卒 vs 京大卒」年収はどっちが上か?より作成

 

堂々の1位は東京大学。予想通りと言った感じですね。

慶応、京都大学が肉薄しています。

 

日本の平均生涯年収が1億8000万円ともいわれる中、これらの大学は化け物揃いですね…

ちなみに、東京大学はベンチャー社長が多いために賃金が上がっているそうです。

こうしてみると、日本も学歴社会がガッツリ残っていますね。

 

 

サラリーマンの生涯年収【企業規模別】

続いては企業規模別に見ていきましょう。

 

データを見てみると以下の結論があぶり出されてきました。

結論:お金を稼ぎたい人は大企業に行くべし

 

 

企業規模別生涯年収【男性】

ユースフル労働統計 2017 労働統計加工指標集より抜粋

 

企業規模別生涯年収【男性】(企業規模1000人以上)

中学卒:2億5000万円
高校卒:2億6000万円
高専・短大卒:2億5500万円
大学・大学院卒:3億1000万円

 

企業規模別生涯年収【男性】(企業規模100〜999人)

中学卒:1億9000万円
高校卒:2億円
高専・短大卒:2億1000万円
大学・大学院卒:2億5000万円

 

企業規模別生涯年収【男性】(企業規模10〜99人)

中学卒:1億7500万円
高校卒:1億7000万円
高専・短大卒:1億8000万円
大学・大学院卒:2億円

 

企業規模は大きいほうが生涯年収は高くなる傾向にありますね。

そして面白いのが大学卒の飛び抜け方。どの企業規模でも大学卒が頭一つ抜けてます。

また、中高短大卒はほぼ横並びというのも非常に興味深いですよね。

 

 

企業規模別生涯年収【女性】

ユースフル労働統計 2017 労働統計加工指標集より抜粋

 

企業規模別生涯年収【女性】(企業規模1000人以上)

中学卒:1億7500万円
高校卒:1億7600万円
高専・短大卒:2億1000万円
大学・大学院卒:2億5000万円

 

企業規模別生涯年収【女性】(企業規模100〜999人)

中学卒:1億8000万円
高校卒:1億円4000万円
高専・短大卒:1億7500万円
大学・大学院卒:2億1000万円

 

企業規模別生涯年収【女性】(企業規模10〜99人)

中学卒:1億3000万円
高校卒:1億3200万円
高専・短大卒:1億5000万円
大学・大学院卒:1億7000万円

 

女性の場合も会社規模が大きいほど生涯年収が高くなる傾向がありますね。

ただし、男性と比較すると学歴差がしっかりと現れています。

 

 

サラリーマンの生涯年収【上場企業ランキング】

ラストは上場企業の中から生涯年収の高い企業を並べたランキングです。

業界としてはM&Aコンサル系、商社がズラリそろってます。

 

見出し(全角15文字)

1位 M&Aキャピタルパートナーズ:10億7394万円
2位 キーエンス:8億6057万円
3位 GCA:7億8287万円
4位 ストライク:6億187万円
5位 ヒューリック:5億9992万円
6位 三菱商事:5億7659万円
7位 日本M&Aセンター:5億6417万円
8位 伊藤忠商事:5億5349万円
9位 日本商業開発:5億3292万円
10位 フロンティア・マネジメント:5億2569万円

東洋経済2019年の記事より作成

M&Aキャピタルパートナーズはなんと10億超え・・・

なんとも信じがたい数字ですね笑

 

とは言え、平均年収が2500万円ほどなので実際の値なのでしょう。

 

 

まとめ

今回は様々な条件での生涯年収を比較してみました。

自分の立ち位置を知り、今後の行動に生かして頂ければ幸いです。

 

以上です。

 

 

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