はじめに:「ちょっとやってた」を超えた瞬間の話
プログラミングって、趣味として軽く始めてみる人も多いですよね。
ProgateやYouTubeで学びながら、ちょっとしたコードを動かしてみたり。
でも、ふとした瞬間に「もうちょっと本気でやってみたいかも」と感じることがあります。
きっかけは人それぞれ。
誰かに褒められた、何かが便利になった、作品を誰かに見せたくなった──
そんな“ちょっとした転機”が、人生を動かす大きな一歩になることもあるんです。
この記事では、趣味→本気に切り替えた3人のリアルなストーリーと、
本気になることで何が変わったのかをご紹介します。
よくある“趣味止まり”の壁とそのモヤモヤ
「楽しいけど、なんか中途半端かも…」
そんな風に感じて、手が止まってしまった経験はありませんか?
プログラミングを趣味で始めた人の多くが、ある段階でこんなモヤモヤを抱えます。
- 最初は楽しかったけど、最近ちょっと飽きてきた
- 次に何を学べばいいのかわからない
- このまま続けて意味あるのかな?
- 成果物もないし、成長してる実感が持てない
これ、まったく珍しいことじゃありません。
趣味として始めたからこそ、ゴールもなければ、褒めてくれる人もいない。
気づけば「まあいいか」と離れてしまう人も多いんです。
でも、逆に言えば──
このタイミングこそが“本気スイッチ”を入れるチャンスでもあります。
「このまま終わるのはもったいない」
「どうせなら、もうちょっとだけ頑張ってみようかな」
そんな感情が芽生えたとき、人は大きく動けるようになります。
本気に切り替えた人たちの3つのストーリー
石川くん(21歳・大学生)
文学部に通う大学3年生。ゲームが好きで「自分でも作ってみたい」と思っていたものの、理系じゃないし無理だと思っていた。
ある日、YouTubeで「JavaScriptでじゃんけんゲームを作る」動画に出会い、
なんとなく真似してコードを打ってみたら、動いた瞬間に感動。
「これ、面白いかも…」と感じてからは、夜な夜なミニゲーム作りに没頭。
次第に「趣味で終わらせるのはもったいない」と感じ始め、
就活と並行してスクールに通うことを決意。
今はWeb系企業のインターンにも参加している。
吉田さん(28歳・営業職)
営業職として働く会社員。毎日似たようなメールを手打ちしているのが面倒で、
「これ自動化できないかな」と思い、YouTubeでPython入門を学びはじめた。
業務用テンプレメールを自動生成するスクリプトを作成し、
上司に見せたら「これすごいね!」と高評価。
そこから「もっといろいろ作りたい」とUdemy講座を購入し、
Excel処理や帳票作成ツールも自作できるように。
今では社内で「技術に強い営業」として重宝され、副業の相談も受けている。
中村さん(35歳・主婦)
元・事務職で、現在は育児中の専業主婦。
SNSで見た「自分でサイトを作ってる主婦」の投稿を見て興味を持ち、
HTML/CSSを独学で始めたものの、3日で挫折。
「やっぱり無理だったかな」と思いつつ、
気になっていたスクールの無料カウンセリングに申し込んだところ、
「週1でも大丈夫」「自分のペースでOK」と言われて安心し、入会。
今では趣味のハンドメイド販売用のWebページを自作できるようになり、
「もっとできるようになりたい」と意欲も継続中。
「自分もできそう」と思ったら最初に考えたいこと
石川くんはゲーム、吉田さんは職場での便利さ、中村さんは安心できる学び方。
それぞれが、自分の「ちょっと気になる」を起点に、一歩深く踏み込んでいきました。
ここで共通しているのは、“完璧な目標”を決めてから始めたわけじゃないということ。
「作ってみたい」「また触ってみたい」「少しずつでいいなら続けたい」
そんな“ぼんやりした好奇心”を、大事にした結果なんです。
だからこそ、あなたもまずはこう考えてみてください。
- 何をしているときが一番ワクワクした?
- どんな瞬間に「もっとやってみたい」と思えた?
- 誰かに見せたくなったり、話したくなったことは?
その答えが、自分にとっての“本気スイッチ”のヒントになります。
そして次に考えるのは、「どうやって学び続けるか」。
動画で続けるのか、教材を買ってみるのか、スクールで支えてもらうのか。
大事なのは、“向いてる学び方”を選ぶことです。
やる気じゃなくて、やりやすさで決める。
それが“挫折しない本気”への近道になります。
おわりに|本気って、意外と「小さなきっかけ」から始まる
何かを変えるきっかけは、思っているよりさりげないもの。
- コードが動いたときのワクワク
- 誰かに褒められたときの嬉しさ
- 前にやめた自分にリベンジしたいという気持ち
それらが重なったとき、人は「よし、もうちょっとやってみよう」と自然に思えるようになります。
本気って、決意じゃなくて“流れ”で訪れることもある。
だから、あなたの中に少しでも「またやってみたい」があるなら、
その気持ちを見逃さずに、ちょっとだけ進んでみてください。
そしてもし、ちゃんと学びたい気持ちが芽生えたなら。
あなたに合ったスタイルで学べるスクールも、選択肢として見てみてください。
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