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ITエンジニアの仕事内容を分かりやすく解説した【現役エンジニア】

悩む人
「ITエンジニアって何?どんな仕事があるの?」

そんなあなたにおすすめの記事です!

 

一言でITエンジニアと言っても、

仕事の中身は様々です。

 

今回はその細かな違いについて解説しますね。

目次

  • ITエンジニアとは

  • ITエンジニアの種類

 

ITエンジニアとは

ITエンジニアとは、情報技術 (IT) に関わるエンジニアである 。

Wikipediaより

なんともざっくりとした分類ですよね笑

つまり、IT業界全体を担っているエンジニアというわけですね。

 

ここからさらに細分化できますので、一つ一つ詳しく見てみましょう。

 

ITエンジニアの種類

ITエンジニアは全部で6種類に分類できます。

 

ITエンジニア種類

システムエンジニア
プログラマー
フロントエンドエンジニア
バックエンドエンジニア
インフラエンジニア
社内SE

それでは詳しく見ていきましょう。

 

システムエンジニア

 

システムエンジニアとは、コンピュータシステム開発において設計、開発、実装、全てを統括する職種です。

 

主な仕事はクライアントの要求を引き出し、システムの仕様に落とし込んでいくことです。

システムエンジニアはゴリゴリの理系職と勘違いされがちですが、クライアントとのやり取りはとても重要度が高いので、高いコミュニケーション能力が求められます。

 

また、必要があれば全ての業務に手を貸せるオールラウンダー的な実力も求められます。

 

業務の流れ

  • クライアントと打ち合わせ、ニーズ抽出

  • システム提案・要件定義

  • システム設計書作成

  • システム開発・テスト

  • システム運用・保守

上記のように、割と手広く担当するのがシステムエンジニアの特徴です。

 

求められる能力

コミュニケーション能力
クライアントの業務を理解する知識
文章力
プログラミング言語の知識

システム設計書を作成するときにはプログラマーに理解してもらえる文章力が求められます。

なので、意外と文系出身者が多いのがシステムエンジニアです。

 

 

プログラマー

プログラマーはその名の通り、プログラムを作成する人です。

具体的には、システムエンジニアが作成したシステム設計書に沿って機能を実装します。

 

業務の流れ

  • システム設計書受け取り

  • 実装作業

 

新卒で企業に就職した場合の多くはプログラマーとして配属される事が多いですね。

プログラマーと言っても、請け負う仕事のジャンルによって求められるスキルが全く変わってきます。

 

また、最新の技術に関しても敏感である必要がありますので、

自分を伸ばすのが好きな人に向いていると言えます。

 

 

求められる能力

必要なプログラム言語を扱えること

Web系なのか、アプリ系なのか、それ以外なのかで求められる言語は大きく変わってきますね。

 

 

フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニアはWebサイトで使われるシステムの構築から制作、保守までを一気通貫で担うエンジニアです。

具体的には、Youtubeや食べログなどに代表されるWebアプリを開発します。

 

一般的にはバックエンドエンジニア、インフラエンジニアの2つとあわせてWebエンジニアと言われます。

この中で言うなら、ユーザーがインターネット上で触れる事のできるデザインの部分を担当するのがフロントエンドエンジニアです。

 

業務の流れ

  • Webサイトの実装・デザイン

  • PHPの設計・実装

ユーザーから見える部分を担当しますので、

機能性と見た目のバランス感覚が必要になってきます。

 

デザインが好きであればぴったりな職種ですね。

 

求められる能力

Java ScriptやPHPなどのコーディング能力やデザイン力が求められます。

※デザイン業務とはきっちり区別している会社もあります。

 

 

バックエンドエンジニア

バックエンドエンジニアはWebエンジニアで言うところの頭脳の部分を担います。

ユーザーから直接は見えませんが、高度な技術を用いてスマートなWebサイトに仕上げます。

 

ECサイトで言えば商品の検索や決済、電子認証などサーバ側で動作するシステムが主な仕事になります。

 

業務の流れ

  • システムの開発〜保守まで

  • サーバの構築

  • データベースの構築

 

求められる能力

必要な言語での開発スキル、フロントエンド、インフラに関する知識

 

頭脳の部分になりますので、ある意味ではフロントエンドよりも幅広く深い知識が必要になります。

 

 

インフラエンジニア

文字通りIT業界に必要不可欠なインフラを担うエンジニアです。

Webエンジニアで言えばフロントとバックエンジニアが開発したシステムを

効率良く、問題なく運用できる環境を整える職種です。

 

更に2つに分けて、ネットワークエンジニアとサーバーエンジニアと呼ばれることもあります。

 

ネットワークエンジニアの業務内容

ネットワーク設計・構築・運用・保守

クライアントとのやり取りを通して要求を引き出すという意味では、

システムエンジニアに近い部分があります。

 

サーバーエンジニアの業務内容

システムの運用に欠かせないサーバー構築・運用・保守が主な業務になります。

具体的には、

サーバー機器の構築〜保守、配線等の物理的作業、OSインストールやセキュリティ設定など

 

 

社内SE

自社のIT部門に所属し、社内のシステムやインフラ等の構築、保守を行う職種。

社内向けシステムの開発業務を行う場合ももちろんあります。

 

基本的には社内でのやり取りが中心となるので、納期に追われることは少なく

ゆったりと働いている人が多いイメージ。

 

しかし一方で自己のスキルアップは中々望めないというデメリットもあると聞きます。

業務内容

社内システムの提案・開発・保守

社内のITサポート

 

求められる能力

社内システムに関する知識

IT技術一般に関する知識

 

 

まとめ

今回はITエンジニアと呼ばれる職業について詳しく解説してみました。

意外と違いがあることが分かりますよね。

あなたに合った職種が見つかることを祈っております!

 

 

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