海外駐在、決まったは良いものの何をすべきかわからない…アメリカにて海外駐在中のSyunが単純明快に解説します。
Syunは社会人歴5年にも達していない20代。社内で海外人材として認められ、アメリカ駐在中。赴任前のTOEICは300点台。
海外赴任3ヶ月前にするべきこと
健康診断
会社の定期検診とは別に、海外赴任者用の健康診断がおすすめです。
定期検診よりも項目数が多く設定されており、海外に赴任する前に病気のリスクを把握・低減することが目的です。項目数が多いことから、普段健康体の方でも何かしら以上が見つかることがあります。そのような場合は渡航前に治療を始め、医師の診断書や処方箋、薬なども準備しておくことが必要となります。そのため、海外赴任が決定してからなるべく早めのタイミングでの受診をおすすめします。
予防接種
渡航先の国別に、摂取すべきワクチンの大枠がある程度決まっています。僕は破傷風や肝炎等の予防接種を行いました。また、これらの予防接種の中には数回打って大きな効果を発揮するものもありますので、こちらも早めの対策がおすすめです。
英語の勉強
これも人によっては早めの対策が必要となります。業種によりますが、営業が中心の業務になる方などは赴任初日からヘビーに英語を使い倒すことになることが予想されます。僕もそうでしたが、おそらく赴任前は引き継ぎ業務などでヘトヘトになる毎日が続くと思います。そんな中で対面式の教室に通うのは難しいと思います。忙しい時期でもスマホで学べるスタディサプリがおすすめです。
海外赴任2ヶ月前にするべきこと
赴任先情報リサーチ
治安情報
赴任先の国や地域によっては政情が不安定なところもあります。実際、僕はアメリカに住んでいますが自分の区画は治安が良くても、たった2キロ先では発砲事件が起きるなんてこともありました。このような情報はインターネットで調べればたくさん出てきます。
家探し
お察しの通り、かなり大切です。これから数年間住む家を決めるわけですから。アメリカを例に取ると、家賃は同じでも地域によって部屋の広さが倍ほど違う場合もあります。また、ジム、プール、屋上階のゲストスペース、デスクワークスペースが充実しているマンションを選ぶと、コロナで混乱している現在でも飽きることなく家で仕事ができますね。また、上述したような治安情報も参考にして決めると良いでしょう。
日本から作れるクレジットカード、銀行口座を解説しておく
赴任後は引っ越し作業、電気やガスなどのインフラ契約、業務の引き継ぎなど、1ヶ月ほどは休まらない日々が続きます。
そんなときに、クレジットカードや銀行口座があると負担はかなり軽減できます。
特に銀行口座は重要です。なぜなら、赴任後すぐに給与振り込み口座を現地の人事担当者に報告する必要があるからです。これがないと当然、給与は振り込まれません。
そのような場合は通常、小切手での支払いとなりますが銀行口座がなければ小切手はただの紙切れですのでクレジットカードに頼ることになります。
ちなみにクレジットカードは日本のものを使うと海外使用の追加費用がかかってくるので、買い物するたびに数%のロスを生みます。もったいないですよね。
でも実は日本に住んでいながら、海外のクレジットカードや銀行口座を作ることができます。審査が早いJALやANA系のカードがおすすめです。銀行口座であればユニオンバンク等があります。
日本住所への郵便転送手続き
これを忘れるとクレジットカードや株式配当情報、ほか重要な郵便が日本にいた頃住んでいたアパートに届いてしまいます…持ち家の場合はまだマシかも知れませんが、気をつけましょう。
夢がいっぱいの海外赴任!それでは、アメリカでお待ちしております!
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