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【海外赴任の給与】海外駐在しても年収は上がらない!?年収公開します

海外駐在すると年収増えるんでしょ?どれくらい増えるの?

よく同期や先輩に聞かれます。「実際そんなに増えないですよ〜」と言ってはいますが、

正直、めちゃんこ増えます。増えないなんて嘘です。

よくある質問にここでスパッと答えておきます!

Q. 手取りどれくらい増える?

A. 1.5〜2倍に増えます。

Q. 数年で家が建つ?

A. 余裕で建ちます。ペーペーでも単身赴任してれば、安い家なら3年位で建てられますよ。

Q. 日本に帰りたいですか?

A. ・・・帰りたくないです(切なる願い)

筆者
超リアルな数字で解説してますのでぜひ読んでってください。

国内の平均年収は?

まず、日本で働いたときの平均年収について調べてみました。ご存じの方は次の「海外駐在者の年収のリアル」まで飛ばしちゃってください。

どうやら年代によって異なるようです。

20代:341万円

30代:437万円

40代:502万円

これはすべての業種平均したときのデータです。歳を取るごとに年収も少しずつ上がっている感じです。

暮らしていけるけどもう少し欲しいな〜、といったところでしょうか。

海外駐在者の年収のリアル

さてお待ちかね、本題に入りましょう。

海外駐在すると年収は…余裕で1000万円超えます!業種によってはペーペーでも2000万円レベルです。

ここからは筆者が知り合いの皆さんにそれとなーく聞いた業種別年収を記していきます。筆者、友人は多いほうかつ人事部要職の社員とズブズブの関係なので、ある程度の信憑性はあるはず…

(勝手にランク付けしてくよ)

Sランク(2000万円):大手金融、大手商社(伊○忠など)

Aランク(1500万円):一般金融、一般商社、大手メーカー(ト○タ)、エネルギー関連(○○ガスなど)

Bランク(1000万円):一般メーカー

おわかりいただけただろうか。コレが駐在員の威力である。

ちなみに上記は「ペーペー社員の場合」を想定しています。部課長職や子会社の社長職で赴任される方は更に1ランク(500万円ほど)上がると考えて間違いないです。

筆者
早稲田、慶応卒の友人が入社した大手商社なんかは予想の斜め上行ってます。入社5年目社員でも駐在員なら余裕で年収2000万円クラスですからね…

海外駐在者(筆者)の年収公開

さて、需要があるかどうかはわかりませんが筆者の年収も大公開しちゃいます。

分かりやすく、手当込の場合とそうでない場合に分けて解説することにしました。詳細は後ほど。

筆者のスペック

・一部上場企業勤務

・入社5〜6年のペーペー

海外駐在の年収(手当抜)

駐在者の場合、日本と米国両方の口座に給与振込されますので分けて書いてます。

海外駐在の年収

・日本給与月額手取り:20万円

・米国給与月額手取り:40万円

・ボーナス年間手取り:200万円

・年間手取り:920万円

日本の累進課税制度に当てはめて考えると、以下のようになります。

年収:1300万円

つまり、日本で働いていると仮定すると年収1300万円相当のサラリーマンということですね。

イメージが湧かないので幹部の給料と比較してみます。

年収1300万円→一部上場企業、部長クラスです…

つまり海外駐在のペーペー(筆者)の年収=日本勤務の部長の年収

恐ろしい…思ったより恐ろしい…

日本では社歴20年目くらいでようやく部長に昇格できるという事実も合わせると、

入社5〜6年目で海外駐在のペーペー(筆者)の年収=社歴20年超で日本勤務の部長の年収

僕が日本勤務の部長だったらキレてるレベルですね笑

海外に派遣される人材のコストは凄まじいですね。。。

海外駐在の年収(手当込)

自分の年収、初めてまじめに計算してみてびっくりしました。

が、読者の皆さんの中には「あれ?意外に少ない!?」と思った方もいるかも知れません。

そんなあなた、さらなるカラクリを解説しましょう。そう、実は存外に手当が充実しているんです。手当は手取りに含まれていない隠れたベネフィットと言っても良いでしょう!

各種手当

・社用車リース費用:月額8万円

・家賃:月額30万円

・年間手当計:456万円

厳密に言えば医療保険とかも月10万位かかってますがここでは省きます。(ベネフィットと言うか最低限の生活をするためのコストなので)

それを踏まえると、手当込の手取りは以下のようになります。

海外駐在員の年間手取り(各種手当込)

年間手取り+年間手当=1376万円

日本の累進課税に当てはめて考えると、以下のようになります。

海外駐在員の年収(各種手当込み)

年収+年間手当=1800万円

手当まで入れるとこんなに跳ね上がるんですね…

海外駐在で受けられる手当一覧

赴任先国や地域、赴任者の家族事情等によって手当がでます。

この違いは一年で見るととても大きな違いになりますので、ここでは代表的なものについて説明します。

家賃手当

調査資料によれば、ニューヨークの家賃は月4200ドルが平均だそうです。

これをもとに計算すると家賃は年間50400ドル。日本円で約554万円が家賃として会社から海外赴任者に支払われます。

筆者
そして会社によっては、国内勤務時と比較して家賃負担が減る場合もあります!この違いは大きいです。

単身赴任手当

日本企業であれば、大抵は単身赴任手当が出ます。実はこの単身赴任手当がとても大きな金額となります。

筆者のアンケート結果では平均して月15〜20万円程度出す会社が多いです。年間〜240万円となるとかなり大きな差になります。

一時帰国手当

目に見えない手当としては一時帰国手当があります。これは年に1〜2回、海外赴任者とその家族がまとめて日本に帰国できる制度です。多くの日本企業が導入しており、4人家族ともなればその金額はアメリカー日本間の1往復あたり約80万円。ここで貯まるマイルも自分のものとしてゲットできちゃいますから更に得した気分ですね。

上手に運用すればタダでハワイ旅行なんて余裕です。

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