アメリカにて海外駐在中のSyunが単純明快にお答えします。
Syunは社会人歴5年にも達していない20代。社内で海外人材として認められ、アメリカ駐在中。
赴任前のTOEICは300点台。
海外駐在に最低限の英語力は必要
海外で仕事をするに当たり、最低限の英語力は必要です。
日本の企業に対するアンケートでは、海外駐在員に求めるTOEICの点数は平均650点というデータもあるくらいです。
いきなり厳しく聞こえるかもしれませんが、勘違いしないでください。あくまで「最低限」です。
僕個人の感想としてはTOEICの点数はそこまで重要じゃないと思ってます。
海外旅行に行くときもそうですけど、その国の言葉で
・挨拶
・ここへ行きたい
・あれがしたい
ということが表現できなければなかなか苦労しますよね。これと同じイメージです。
レベルとしては中学生レベルの単語さえ頭に入っていれば会話できると思います。小難しい過去分詞や、スラングなどは全く知っておく必要はありません。ただこの場合、会話というか単語を並べるだけになりますが、、、でも最初はそれで十分。ネイティブであれば単語を並べるだけでも十分理解してくれます。みなさんも外国人の新入社員が入社してきて、カタコトでも単語さえ聞き取れればなんとか会話できますよね。
また、求められる英語力は職種による違いが大きいです。上述したように、ある程度単語が理解できればひとまず大丈夫とは思いますが、営業が主業務であれば格段に高いレベルが求められます。
求められる英語力は話す相手の異文化スキルにも依存する
出向先の社員が日本企業慣れしているかどうか、も大きな鍵になってきます。
もし日本企業慣れしていれば、日本人に対しては簡潔にはっきりと話しかけてくれます。一方でそうでない社員は、ネイティブスピードでマシンガントークを仕掛けてきます。
そんなときの対処法もあります。
英語が聞き取れないときはどうすればいい?
はっきりと「聞き取れないからゆっくり喋って」と伝えましょう。特にアメリカ人は、海外から流入してくる人材に対して耐性があります。
彼らネイティブスピーカーは幼稚園に通っている頃から英語の話せない外国人と関係を作るスキルを学んでいます。
よっぽどの富裕層でない限り、小中高で幾度もそういった経験に出くわしているはずです。
もっと言えば、彼らは僕らを相手に話すとき、子供に話しかける時の単語・スピードレベルまで落とすことができるのです。
むしろ真のコミュニケーション力が重要
上述したように、ある程度のレベルの単語さえやり取りできれば問題ないことがほとんどなのです。むしろ会話の中で、言葉だけではなく相手の表情や身振り、雰囲気から読み取る力が大切です。英語はあくまでコミュニケーションツールの一つ。我々人間は他にもたくさんのスキルを持っているのでフル活用していきましょう!
最初は英語ができなくてもなんとかなる
筆者Syunが例です笑
赴任時にTOEICが300点台でも、仕事をやり通す意志さえあればすぐに上達します。それではアメリカでお待ちしています。
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