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英語習得するのにかかる時間は?【ヒント:脳科学】

英語話せるようになりたい。どれだけ努力すれば良いのか知りたい。

その根拠や経験談も聞きたい。

こんな皆さんにお届けします。

Syunは社会人歴も5年に達していない20代。社内で海外人材として認められ、アメリカ駐在中。赴任前のTOEICは300点台。

 

英語習得にかかる時間をまじめに考えてみた

英語の習得は容易ではない

この記事を読んでくださっている方はすでにご存知とは思いますが、英語を習得するのは容易ではありません

 

一般的に、脳科学や言語学者の間では

「実用レベルの英語習得には3000-5000時間かかる」

とされています。(この目安時間については、トロント大学名誉教授の中島和子氏、オハイオ州立大学名誉教授のTerence Odlin氏らの研究によって示されています。)

 

日本の教育カリキュラムにおいて、小中高校+大学授業で英語を学ぶ時間は合計で約1000時間と言われています。

この論文によれば、実用レベルの英語力を得るにはあと2000時間を捻出する必要があるということとなります。2000時間ってどれくらい…?

 

2年間の毎日約2.5時間の英語学習→ようやく2000時間

 

これらの理由から英語の習得は容易ではないことがおわかりかと思います。

 

 

どのレベルを目標とするか

2000時間は気が遠くなるなと思った方、まだ諦めないでください。

それでは、すべての人がそれだけの時間が必要なのか考えてみましょう。

必要となる時間はどのレベルを目指すのか?で変わると考えられます。
※ここからは経験を踏まえた私の持論です。

 

目安となるレベルを以下に挙げてみました。

高難度:ネイティブレベル(映画が字幕無しで見れる)
中難度:ビジネスに使えるレベル(海外の営業に一人で行ける)
通常難度:日常会話が難なくできるレベル(社内であればビジネスも余裕)
低難度:簡単な日常会話ができるレベル

筆者の現在のレベルは中難度くらいです。筆者は海外駐在が決まり、赴任してから英語を学び始めました。それでも少なくとも毎日3時間は英語に触れていました。

つまり1100時間の英語学習をしたことになります。

 

大学までの1000時間と合わせれば2100時間となります。ここまで来れば、ビジネスに使える英語が身につくという一つの指標になると思います。

 

 

筆者が意識的に実践してきたこと

具体的にどんなことをしてきたか、大きな効果があったポイント2つだけをご紹介します。

1.とにかく口を動かす

一番重視したのは会話です。全神経を耳と口に集中し、日本語を介さずに話すことを心がけました。

日本語を介していると頭の中で翻訳する工程が入るのでテンポよく会話することができないためです。

会社以外でも沢山の友人を作り、土日もできる限り一緒にいたりFacetimeを使用して電話したりしていました。

 

 

2.ディクテーション

一度英語を聞き、文字に書き起こしてからもう一度聞き、答え合わせをする。正しく聞き取るための練習です。これは脳科学者や言語学者に強く支持されているリスニング能力の訓練方法です。

私がこの方法を実践した理由は、友人と話していると若干聞き取れなくても身振り手振りやその場の雰囲気でなんとなく流してしまうことが多かったためです。聞き取れない部分は何度会話に出てきても聞き取れない。ここを解決できる方法を探してたどり着きました。

 

 

おすすめの学習方法

上記の2つの方法を実践するのにおすすめの方法をご紹介します。

 

1.オンライン英会話で学ぶ

日本でネイティブの友人を作ることは容易なことではありません。
そこに時間を使うくらいなら、1分でも長く英語に触れたほうが良いですよね。

そこでおすすめなのがオンライン英会話で人気急上昇中のQQEnglishです。

QQEnglishの先生は全員が「プロの教師」です。全員を正社員で雇用し、国際資格TESOLの取得を義務付け。採用後も時間をかけトレーニングを続けています。教師の質にとことんこだわったQQEnglishだけのレッスンを体験ください。
QQEnglish公式サイトより引用

2009年に設立された実績のある英会話スクールです。このスクールではカランメソッドという学習方法を採用しており、僕が英語学習で常に意識してきた「とにかく口を動かし、日本語を介さず話すこと」を実践できます。

25分レッスン×2回の無料体験ができます。

【QQ English】安心の日本人サポートとレッスン保証制度

 

2.スタディサプリで学ぶ

僕が実際に使用しているアプリです。上記で述べたディクテーションをアプリ上で簡単に実践できるので大変おすすめです。また、英語が苦手だった僕にとっては、レベルに合わせて文法なども基礎から学べる点もありがたかったです。

 

 

まとめ

どんな勉強法であれ、まずは一歩を踏み出してみてください。

ご自分のスタイルに合わせて無理なく継続していくことが大切です!

 

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