20代で海外駐在するメリットは?会社的な意味はある?
アメリカにて海外駐在中20代のSyunが単純明快にお答えします。
Syunは社会人歴5年にも達していない20代。社内で海外人材として認められ、アメリカ駐在中。赴任前のTOEICは300点台。
20代で海外駐在するメリット
給料が上がる
日本でサラリーマンをしているときとは比較にならない給料を手に入れることができます。
僕を含め周囲の20代駐在員の平均手取りは700−1000万円ほどです。
これは年収ではありません。手取りです。
海外駐在で得られる手取り=日本で働いていた頃の年収なんてこともザラです。
僕は今海外駐在中ですが、現在の手取りは日本での年収を上回っています。
例えば手取りを800万円としたとき、日本で言うと年収1200万円ほどにあたります。これは、総合商社の平均年収とほぼ同額。メーカーの社内ランクで比較すると部長ー本部長クラスです。
大手転職サイトdodaの情報によれば、日本のサラリーマンで年収1000万円を超えてくるのは20代で0.3%、30代を入れても1.8%だそうです。相当な実力者ですね。
ちなみに、給料には現れない福利厚生面での充実もあります。
・社用車・ガソリン代も会社負担
・場合によっては運転手もついてる
などです。まるでちょっとした富豪みたいなイメージですよね。
グローバル経験をいち早く獲得できる
海外駐在をすれば当然、外国人と仕事をすることになります。
文化も、言語も全く異なる環境で慣れない業務に就くのは非常に骨が折れます。
最初の1−2年は大いに苦労すると思います。しかしこれも経験です。この期間で様々な業務やトラブルを経験し成長することで、グローバルに働くことの基礎が詰めます。
日本企業は「グローバル化」を大々的に掲げながら、現実は外国人が参加している会議で日本語を使い出すようなお粗末な会社もあります。
はっきり言って日本はグローバル化に対応しきれていません。
その中で、若いうちから海外で経験を積んだ人は今後も大きな戦力として捉えられます。
出世への近道
赴任後は大抵、1ランクもしくは2ランク上の職位を与えられます。
日本で係長なら赴任先では課長もしくは部長です。部長に求められることはなにか。
部下をまとめて良い成績を出す方向に導いていくことですよね。いわゆるマネジメントです。
日本では30代社員でも経験したことがないような、たくさんの部下をマネジメントする場面もあります。
このような経験はいち早く高い視座を身に着け、自分のプロジェクトだけでなくもっと俯瞰的な事業的観点から業務を進める能力の伸長に役立ちます。
これがゆくゆく早期の出世に結びついていく可能性は大です。
語学習得スピードが早い
海外留学を想像してみてください。10代で留学するのと50代で留学するのでは習得スピードが歴然の差となって現れるはずです。
10代ほどではないかも知れませんが、20代はまだまだ記憶力が衰えていません。それを最大限に活かすチャンスなのです。
また、語学力を伸ばすにはいろいろな方法がありますが、現地の友人をたくさん作って伸ばすなら20代のほうが圧倒的に活動しやすいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
20代での海外駐在はいい事ずくめだと思います。
なにかデメリットを感じている人も、メリットが大きければそれを打ち消せるはずです。
それでは、アメリカでお待ちしています!
-
【4年分の体験談】英語ができない人が海外駐在をするとこうなる
続きを見る
-
海外駐在はエリート?出世する?【出世する理由3つを現役駐在員が解説】
続きを見る
-
海外赴任に必要な準備【準備期間別】
続きを見る
-
【海外赴任の給与】海外駐在しても年収は上がらない!?年収公開します
続きを見る
-
海外駐在に英語は必要ない!?
続きを見る
-
海外駐在するメリット3選
続きを見る