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年収1000万の手取りや割合、生活レベルについて解説【年収1600万超の筆者が解説】

こんにちは!知り合いに年収を聞きまくってどの業界に転職しようか常に考えている年収マスターのSyunです!実際にはそんなにマスターでもないですけど笑

年収1000万円と言えばサラリーマンの目標値の一つですよね。一ケタ増えるし、大台に乗った感があります。そして、日本のリーマン平均年収は450万円ほどですから、実に二人分を一人で稼いでることになります。

そう考えるとすごいですね・・・

それは置いといて、本記事では年収1000万円もらってる人について調査した内容を載せてます(インターネットで拾えない生情報に重きをおいてます)。筆者は現在の年収1600万円くらいで、過去にはもちろん1000万の時期もありましたので経験談を交えてご説明します。また、年収1000万円付近の知人も複数いますので彼らの情報も含めて(内緒で)教えちゃいますね!

年収1000万の手取りは?

まずは気になる年収1000万もらったときの手取りです。日本では累進課税制度が適用されるので税金として引かれる分が多く、計算がややこしいですよね。私がズバリお教えいたします。

年収1000万円の手取り = 約740万円

です。どうでしょう、予想より多いですか?少ないでしょうか?

では額面1000万からは何が引かれているかを見てみましょう。

社会保険料、住民税:ー180万円

所得税:ー80万円

合計:ー260万円

どんだけ引かれんの!ってくらい税金関係で持ってかれてますね。1000万円のうち260万円が引かれるわけですから、手取りは約74%と言うことになりますね。

汗水たらして働いて、約30%も持っていかれちゃうのは少し虚しいですね…僕自身年収1000万に到達したときは「意外に手取り少ないんだな」と思った記憶があります。

累進課税制度について知っておこう

ここでは日本が採用している累進課税制度について知っておいた方がいいかもしれません。

この制度は簡単に言うとお金持ちが損をする制度です(ズバリ)。

この制度は年収が多い人ほど税金として引かれる割合が多くなる仕組みになっています。

課税所得金額 税率 控除額
195万円未満 5% 0円
195万円〜330万円未満 10% 97,500円
330万円〜695万円未満 20% 427,500円
695万円〜900万円未満 23% 636,000円
900万円〜1800万円未満 33% 1,536,000円
1800万円〜4000万円未満 40% 2,796,000円
4000万円〜 45% 4,796,000円

ここで注意しておきたいのは上の表では課税所得に対する税率表記となっていることです。

条件によって異なりますが、年収1000万円の人は課税所得が約600万円ほどですので、所得税率は20%、控除額を引いて80万円ほどとなります。

恥ずかしながら、累進課税制度が課税所得に対する税金だったことを最近知りました…

年収1000万の月収は?

筆者の周りは商社系や金融もしくはメーカー勤務が多く、その人達に聞いてみるとだいたい年収1000万円くらいの場合は以下のような内訳になっていることが多いです。

年収:1000万円

月収額面:55万円

ボーナス年額:240万円

年収1000万円の場合、額面の月収はだいたい60万円前後の人が多いです。また、ボーナスも半期で100万円+αくらい、年間で240万円くらいの場合がほとんどです。

ちなみに、手取りの月収は以下の通り。

月収手取り:46万円

ボーナス手取り:190万円

手取りでも月収40万円越えは割と安心感ありますね。

年収1000万もらってる人の割合【男女合計】

さて、続いては年収1000万円を稼ぐ人の割合を見ていきましょう。

これからご説明する数値は国税庁の民間給与実態統計調査から筆者がデータ化したものです。(平成30年、1年を通じて勤務した5000万人を対象)

このデータによれば、年収1000万円超の人の割合は5%です。約20人に1人は1000万円を達成していることになりますね。

年収のボリュームゾーンは300万円〜400万円となっていますね。

20人に1人というとクラスに2人くらいのイメージですかね。思ったよりも多い印象です!

年収1000万もらってる人の割合【男性のみ】

男性だけに限ってデータ化してみました。すると年収1000万円以上のグループは7.7%と男女合計よりも多い傾向となりました。

年収の中央値も1段階アップした400万円〜500万円がボリュームゾーンになってます。

筆者の会社でも女性管理職は年々増加しています。しかし男性の数に比べればまだまだ少ないということですね。

年収1000万もらってる人の割合【女性のみ】

次は女性だけに限ってデータ化してみました。グラフのボリュームゾーンが男性と比較して左にずれていることがわかります。年収1000万円を超える女性はわずか1.2%、100人に1人と言うレベルの少なさです。

また、年収のボリュームゾーンも100万円〜200万円となっており、男性と比較して2倍超の開きがあることがわかります。

1%というと学年に1人か2人くらいで、とても少ないですね。

年収1000万もらってる人の割合【20代】

厚生労働省で毎年行なっている賃金構造基本統計調査(令和1年、男性対象)のデータをグラフ化しました。シンプルなグラフですが、数値を拾いながら作るので意外と時間かかりました笑

このグラフからは20代で年収700万円台の人が0.05%しかおらず、年収1000万円に至っては限りなく0に近い値です。いかに少ない割合かがお分かりかと思います。

ちなみにボリュームゾーンは200万円台となっており、実に6割以上がここに属します。現実は厳しいことを思い知らされますね…

もしあなたの彼氏や彼女が20代、かつ年収1000万円を達成してたらかなり大物の予感ですよ…。最近東京カレンダーのマッチングアプリも流行ってますけど、あのアプリに登録できてる男性のハイスペックさは桁違いと言うことなんでしょうか笑

筆者の知人の中では20代で1000万プレーヤーは1人だけです。外資系企業に務めていて土日のために働いてるような人です。仕事は超真面目、土日は遊びまくる、お金使いまくる、という感じですね。笑

年収1000万もらってる人の割合【30代】

こちらは30代の年収分布です。20代と比較すると少し右側に重心がずれてますね。

それでも年収1000万円超を達成している人はわずか0.3%です。1000人に3人というなんともわかりづらい表現になってしまいますが、大学で言うとキャンパスに1人いるかいないかというくらいのレベルでしょうか。

ボリュームゾーンは依然として200万円台です。

年収1000万もらってる人の割合【40代】

40代と言えば家族を持ち、家も建てて人生で最も働き盛りの人が多いのではないでしょうか。

年収1000万円超の割合も増えており、0.6%程度です。言うほどは増えてないですね…

年収のボリュームゾーンは一つ上の300万円台となりました。

年収1000万円以上の割合が多いのは50代と60代の方々のようですね。この年齢になれば会社でも役員クラスになれるチャンスもありますから、年収アップする可能性は大でしょう。

年収1000万の生活レベル【独身】

ここでは年収1000万の人の生活レベルがどれくらいなのかをご紹介します。

自分が年収1000万だった時の経験と、同レベル賃金の知人の暮らしからご紹介しますので信憑性は高いと思います。

※もちろん、家賃や交際費などは人それぞれなのであくまで目安として見てくださいね。

年収1000万の生活レベル【独身×実家ぐらし】の場合

家賃0万円
食費5万円
通信費1万円
交際費5万円
保険等2万円
衣服2万円
雑費2万円
合計17万円
【独身×実家ぐらし】の生活費

実家ぐらしということで家賃を0とすると月の生活費は約17万円。手取りの46万円から17万円を引いて、月の貯蓄は29万円となります。そこにボーナスを貯蓄として入れるとプラス190万円ですので、年間538万円が貯金できちゃいます。

一般庶民からするとかなり裕福で余裕のある生活を送っている感じがしますね。筆者の友人で実家ぐらし&高年収の人たちは割と物欲がなく、地方の実家で暮らしているイメージです。車も必要最低限のもので、東京に遊びに行くことも少ないので高級ブランド物を身に着けていることもありません。海外旅行もあまり行かない印象です。特徴として言えるのは、安定志向で地に足がついた人が多いということでしょうか。

実家ぐらしの人でも家賃は支払っていると思いますので、それを考慮すれば年間の貯蓄は300万円〜400万円前後ではないかと思います。

年収1000万の生活レベル【独身×一人暮らし】の場合

続いては条件を変えて【独身×一人暮らし】の場合を計算してみましょう。

家賃12万円
食費5万円
通信費1万円
交際費5万円
保険等2万円
衣服2万円
雑費2万円
合計29万円
【独身×実家ぐらし】の生活費

家賃分の負担が純粋に増えますので月の生活費は29万円に激増します。実家ぐらしの人とは一線を画し、高年収一人暮らしの場合は華やかな生活を好みます(特に20〜30代の若い世代)。部屋はオシャレでいい匂いがしますし、日当たり良好。関東圏で電車で十分なはずなのに車を持ってる人も多いですね。車種もコンパクトカーとかではなく、ベンツやBMWなどのヨーロッパ車比率が高めです。ファッション的にもブランド物を持つ人が多く、さりげなくヴィトンやディオールなどの小物使いを駆使する人が多いです。海外旅行も年に一度はいくという人が多いでしょうか。

一人暮らしの場合、年代によっては派手に散財して貯金がほぼないという可能性もあります笑

年収1000万の生活レベル【既婚】

続いては既婚の場合の生活レベルを見てみましょう。ここでは筆者の友人の「世帯年収1000万円」も入れてますのでご了承ください。

家賃15万円
食費9万円
通信費2万円
交際費7万円
保険等2万円
衣服3万円
雑費3万円
合計41万円
【独身×実家ぐらし】の生活費

既婚になればそれなりに広い家に住む必要がありますので家賃は上がります。加えて食費、交際費など全体的に底上げされるイメージですね。また、子供の有無も大きく関わって来ます。子持ち世帯だと教育にもお金を使いますので割と余裕はない世帯が多い印象です。

とはいえ、貯金する分と年に数回の家族旅行に行く分くらいは残ります。さすが年収1000万ですね笑

関東圏では車を持たない世帯が多いです。服装もユニクロや無印などシンプルなものの着回しが多く、ブランド物にこだわる人も多くはありません。とはいえ清潔感はあり、旅行での出費など出すところでは惜しまず出すイメージです。

筆者の知り合い何世帯かの平均値にしてるので、世間とずれていたら申し訳ありません笑

まとめ

いかがでしたでしょうか。

年収1000万円の生活

憧れですよね。運を掴んで上り詰めましょう!!それではまた!

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